巨人の高卒ドラフト5位ルーキー秋広優人内野手(19)が中日3連戦(バンテリンドーム)の初戦となる28日から1軍に昇格することが27日、内定した。

巨人は直近の阪神3連戦を2敗1分けで終え、26日に自力優勝が消滅。秋広は今月のイースタン・リーグで2試合連続アーチを含む3本塁打と好調。長嶋茂雄終身名誉監督からも将来性を見込まれている身長2メートルのビッグルーキーに、波に乗りきれないチームにフレッシュな風を吹き込む起爆剤にとチャンスが巡ってきた。この日に出場選手登録を抹消されたスコット・ハイネマン外野手(28)と桜井俊貴投手(27)に代わり、高木京介投手(32)とともに28日に出場選手登録される。

秋広は2月の春季キャンプは2軍スタートだったが、紅白戦で打力をアピールして1軍キャンプに合流。オープン戦途中まで1軍に同行した。開幕は2軍スタート。1軍選手が新型コロナウイルスに感染した4月4日に初昇格したが出場機会はなく、同6日に出場選手登録を抹消された。その後は2軍で阿部慎之助2軍監督の指導を受けながら打力を磨いてきた。イースタン・リーグでは80試合に出場し、打率2割2分9厘、8本塁打、24打点。