楽天先発の早川隆久投手(22)が6回95球、4安打3失点でリードを許して降板し、球団左腕初の2桁勝利となる10勝目は持ち越しとなった。

立ち上がりから最速149キロの直球を軸に飛ばした。1回1死から4者連続三振を奪うなど2回まで無安打無失点。

だが、1点の先制点をもらった直後の3回、2死から9番石井を歩かせ、松本剛、西川に連打を浴びて同点を許す。5回には1死二塁から石井に内角低め直球を捉えられ、右翼席へ勝ち越し2ランを浴びた。6回は3者凡退に抑えたが、味方の援護に恵まれず、マウンドを降りた。

「点を取ってもらった後に2アウトからのフォアボールで失点してしまったところですね。あそこをゼロで切り抜けられず、自分のリズムを作れませんでした」と悔しそうに振り返った。

前回登板の22日西武戦では6回途中2失点で、自身2連勝での9勝目を挙げていた。