阪神近本光司外野手(26)が適時打を放ち、1点差に追い上げた。

2点を追う5回1死三塁。カウント1-1から広島の先発九里亜蓮投手(30)の外角高めの直球を中堅方向へはじき返した。遊撃手小園海斗内野手(21)が飛びつくも、打球は二遊間を破り、中前に抜けた。「(三塁打を放った)梅野さんがつくってくれたチャンスでしたし、早く追いつくためにも打ちたいと思っていたので、仕事をすることができてよかったです」。初回にも中前打を放っており、今季52度目のマルチ安打でリーグトップの安打数を156に伸ばした。

5回には続く中野拓夢内野手(25)の3球目に今季23個目の盗塁に成功。リーグトップの同僚中野にあと1に迫った。