阪神が広島に競り負け、2連敗となった。1位ヤクルトも敗れたため1ゲーム差は変わらなかったが、直前のカードで巨人に2勝1分けと勝ち越した勢いは薄れてしまった。

先発の青柳晃洋投手(27)は今季初めて広島戦に登板。初回2死一、二塁から坂倉奨吾(23)の左翼線の適時二塁打で1点を先制された。3回1死では小園海斗内野手(21)にソロ、4回にも坂倉にソロをバックスクリーンへ運ばれた。青柳は5回4安打3失点で降板。自己最多の10勝目を挙げた8月24日を最後に5試合連続で白星を逃した。

打線は4回1死三塁で大山悠輔内野手(26)の内野安打で1点を返し、5回にも1死三塁から近本光司外野手(26)の中前適時打で一時1点差に迫った。

ただ8回に3失点し、9回は浜地真澄投手(23)の暴投と安部友裕内野手(32)の犠飛で1点ずつ失い、さらにリードを広げられた。