西武は西日本工大・隅田知一郎の1位指名を公表した。8日の編成会議で満場一致の評価で決まった。左の先発即戦力としてはもちろん、まだまだ底知れない潜在能力に、可能性を見いだしている。3日のリーグ戦最終登板を現地視察した渡辺GMは、投球術にも言及。「ゲームをしっかり支配できる。ランナーを出したときでも、しっかりそこを切り抜ける術を持っている。そういうところの相応的な評価」と絶賛した。

競合覚悟で公表に踏み切った。指名を分散させる思惑もあるかもしれないが、今ドラフトNO・1評価であることが大前提。慢性的な先発左腕不足を補うには、これ以上ない。ドラフト全体でも投手中心の指名になりそうだ。