ソフトバンクから2位指名を受けた大学球界屈指の右のスラッガー、慶大・正木智也外野手(4年=慶大)が、1年目の新人王獲得と、将来のホームラン王を目標に掲げた。

東京6大学リーグで通算10本塁打を誇る大砲は冷静に指名を喜ぶと「僕の長所はバッティング。1年目で絶対に新人王をとるつもりでやりたい。野球を続けていく上で、球界を代表するようなバッターになりたいと思います」と宣言した。

中学時代は世田谷西シニアで通算30本塁打、慶応高で同50発という生粋の「アーチスト」。ホームランへの思いについて「同じ球団である柳田選手であったり、そういった強いスイングでホームランを打つということは魅力のあること。ホームラン1つでチームの流れを変えることができますし、やっぱりホームラン王を目指してやっていきたい」と言葉に力を込めた。

東京生まれの東京育ちで、球団に対するイメージは「何回も日本一になっている伝統ある球団で、地元ファンに愛されているという印象。気持ちを切り替えて、活躍できるようにしっかり練習していきたい」。新天地での活躍を力強く誓った。【鈴木正章】