3位楽天が2連敗を喫し、逆転優勝が厳しい状況となった。

痛いミスが出た。2回無死一、二塁の場面で西武川越が一塁へのゴロを打ち、一塁手鈴木大が併殺を狙って二塁へ投げたが、遊撃手山崎剛が送球を落球。二走の生還を許した。3回には中村の犠飛で西武が追加点。楽天先発滝中は7回2失点(自責1)と好投したが、8回に森原が山川に3ランを浴びた。打線は島内のソロによる1点にとどまり、今井に4安打で完投を許した。

残り9試合で、この日勝利した首位オリックスに4・5ゲーム差と離された。

石井一久GM兼監督(48)の主な一問一答は以下の通り。

-8回の山川3ランが痛かった

何とか得点を許さず、あと2イニングあったのでいければよかったんですけど、ちょっとなかなか球種の部分でも少ない投手なので、もう少しストライクゾーンを広げながら勝負していかないといけない部分でした。

-西武先発今井を捉えきれなかった

球の能力はリーグの中でもトップクラスの投手。ストライクゾーンの中で勝負されるとけっこう厳しい投手なので、バッターがコンタクトしていってくれたんですけど、非常にいいボールを投げていたと思います。

-滝中は7回2失点(自責1)

出だしからすごくいい感じだなとは思っていました。その通りのピッチングをしてくれたので、滝中に関して言えば自分の仕事ができたと思います。

-島内が球団生え抜き初の20号

彼のバッティング練習を見ていても、チームの中でもトップクラスの打球速度をしていますし、それくらいはできる選手だとは思っている。節目の20号に届いてよかったと思います。

-2連敗

まだこれから8連戦の残り5試合があるので、そこをしっかりと戦って、毎回毎回言いますけど、目の前の試合が明日というところでしっかりと全力で戦っていきたいと思います。

▽楽天滝中(7回2失点、自責1も5敗目)「いつも野手の皆さんにお世話になっている分抑えたかったですが、申し訳ないです」