阪神からドラフト4位で指名された智弁学園(奈良)の前川右京外野手(18)が18日、奈良・五條市内の同校で指名あいさつを受けた。「あらためてプロ野球選手への第1歩というか、もう1回、新たなステージで野球をやらせていただけるので、そこで活躍できるように頑張りたいと思います」と決意表明。さらに「三重県から智弁学園に入学して関西圏で野球をやらせてもらって。もう1回関西の阪神タイガースさんで野球ができるという喜びを感じて、1日1日を無駄にせずに、しっかりと頑張っていきたいです」などと抱負を語った。

前川は高校通算37本塁打のスラッガー。甲子園の舞台は交流試合を含めれば4度経験している。今夏の甲子園では2本塁打を放つなど、準Vに貢献した。球歴などは次の通り。

◆前川右京(まえがわ・うきょう)2003年(平15)5月18日生まれ。三重県津市出身。白塚小1年から「白塚バッファローズ」でソフトボールを始め、一身田中では「津ボーイズ」に所属。3年時に全国制覇を果たした。智弁学園では1年春からベンチ入りし、1年夏、3年春夏、2年夏の交流試合も含め4度甲子園出場。今夏は6試合で打率4割5分5厘、2本塁打、7打点で準優勝に貢献。高校通算37本塁打。177センチ、90キロ。左投げ左打ち。