2位阪神が首位ヤクルトとの直接対決2連戦の初戦に大勝し、2連勝でゲーム差を1・5に縮めた。ヤクルトのマジック4を減らさず、20日甲子園での胴上げを阻止した。

打線は試合前時点で5戦、防御率1・99と苦手だった奥川を4回途中5失点で降板させ、最終的に11得点の猛攻。26分間の雨天中断後も集中を切らさなかった。先発の青柳晃洋投手(27)は7回無失点でハーラー単独トップとなる今季13勝目をマークした。

1回はこの日3番起用された近本光司外野手(26)が先制の10号右越え3ラン。4回は1番島田海吏外野手(26)、2番中野拓夢内野手(25)の2者連続タイムリーが飛び出した。

5回には7番木浪聖也内野手(27)の右前適時打、9番青柳の中越え2点二塁打、1番島田の中前適時打でさらに4点を追加。7回には木浪、島田がともに適時二塁打を放った。

近本はプロ3年目で初の2ケタ本塁打。島田はプロ4年目で初の猛打賞から4安打を記録した。勢いづいて20日、直接対決2戦目を迎える。

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