楽天育成ドラフト3位指名の東海大山形・大河原翔外野手(18)が25日、山形市内の同校で楽天後関スカウト部長、愛敬アマチュアスカウトグループマネジャー、宮越スカウトから指名あいさつを受けた。

身長183センチ、体重95キロの恵まれた体格を持つ右打ち外野手。高校通算21本塁打を誇る。指名あいさつを終え「まずは自分のことを評価していただきうれしい気持ち。しっかりとやっていかないといけないという気持ちになりました」と気を引き締めた。「育成での指名なので、すぐにでも支配下登録されるようにという強い気持ちでやりたい。1軍に上がった際には2桁ホームランを打ちたいです」と力を込める。

千葉出身だが東北、山形で3年間を過ごした。楽天のイメージに「東北の全てのファンの方から愛されているチームだと感じています」と印象を口にする。目標の選手は同じ右打ちの主砲の浅村。「浅村選手のように、左右どちらにも大きいホームランが打てる選手になりたい」と希望に胸をふくらませる。

担当の宮越スカウトは「右の大砲になる素質がある。ここ1年で伸び率が大きかったので、プロに来ても対応できると思う」と期待を込める。「3年くらいで1軍で試合に出られるようになって、5年目くらいにはレギュラーの一角をとれるようになってくれれば。長所を磨いて、ソフトバンクのリチャード選手のように打席に入ったらホームランを期待できる選手になってほしい」と背中を押した。