プロ初登板初先発した広島の高卒ルーキー小林樹斗投手(18)が、4回途中6失点で降板した。

最速152キロの直球とカットボール、ツーシーム、スプリットなど多彩な変化球を操り、2回までパーフェクト投球。しかし3回に2点を失い、4回は長短打3本に加え、連続四球や味方守備の失策も重なり、逆転を許したところで降板となった。

小林は智弁和歌山から昨年にドラフト4位で入団。プロ初勝利は来季以降に持ち越しとなったが、山田から1三振、村上からは2三振を奪うなど、大器の片りんをみせた。

▽広島小林(高卒新人でプロ初登板初先発し4回途中6失点)「結果的に6失点してしまったので、良いとは言えない。良い部分と悪い部分が出たので、来年にしっかり生かしたい」