巨人岡本和真内野手(25)が1日、巨人では76、77年の王貞治以来2人目の2年連続本塁打&打点の2冠に輝いた。

「毎日毎日、チームの勝利のためになんとかしようとした結果だと思います。打点については、みなさんが僕にチャンスでたくさん回していただいたおかげ。本当に感謝しかないです」と振り返った。ただ、それでも満足している様子はない。「優勝できなかったので、貢献できたとは思っていません。CSを勝ち抜いて日本一になれるように頑張ります」と力を込めた。

この日行われたヤクルトと広島のリーグ最終戦で、最後までデッドヒートを繰り広げたヤクルト村上、広島鈴木誠が本塁打、打点をともに挙げなかった。

岡本和は、今季自身初めて全試合に4番で先発し、打率2割6分5厘、39本塁打、113打点をマーク。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、試合数減となった昨季は、打率2割7分5厘、31本塁打、97打点で2冠に輝いていた。

【セ・リーグ本塁打ランキング】

1位 岡本和真(巨人)=39本

1位 村上宗隆(ヤクルト)=39本

3位 鈴木誠也(広島)=38本

4位 山田哲人(ヤクルト)=34本

5位 オースティン(DeNA)=28本

【セ・リーグ打点ランキング】

1位 岡本和真(巨人)=113打点

2位 村上宗隆(ヤクルト)=112打点

3位 山田哲人(ヤクルト)=101打点

4位 鈴木誠也(広島)=88打点

5位 オースティン(DeNA)=74打点