日本ハムの林孝哉アマスカウト(48)が、来季から1軍ヘッドコーチに就任することが7日、分かった。

2学年上の新庄新監督とは現役時代から交流が深く、1軍コーチ復帰となれば15年以来。同監督の強い推薦があり、今回要職に抜てきされることになった。

1軍打撃コーチ時代の14~15年には、西川遥輝外野手(29)の1軍定着に尽力。技術指導にとどまらず、時間をかけて話し合うなど、選手の心に寄り添った指導には定評があった。

同スカウトは現在、主に九州各地や、和歌山や大阪など、関西の一部地域を担当。過去には巨人へ移籍した石川慎吾外野手(28)、智弁和歌山出身で若手有望株の細川凌平内野手(19)や、18年夏の甲子園優勝投手の柿木蓮投手(21)ら、数多くの選手の獲得に関わった。

◆林孝哉(はやし・たかや)1973年(昭48)6月1日、和歌山県生まれ。箕島から91年ドラフト7位でダイエー(現ソフトバンク)入団。02年途中にトレードで日本ハム移籍。05年からロッテ。06年の現役引退後はソフトバンクの2軍内野守備・走塁コーチを経て、11年から日本ハムスカウト。14、15年は1軍打撃コーチ、16、17年は2軍打撃コーチ。18年から今季までアマスカウトを務めた。通算成績は263試合、打率2割3分7厘、12本塁打、57打点。現役時177センチ、80キロ。右投げ右打ち。

【関連記事】日本ハムニュース一覧はこちら―>