阪神は9日、ジェリー・サンズ外野手(34)、メル・ロハス・ジュニア外野手(31)、ジョー・ガンケル投手(29)、ラウル・アルカンタラ投手(28)が同日に帰国したと発表した。

来日2年目のサンズは今季120試合出場で打率2割4分8厘、20本塁打、65打点。後半に調子を落とし、今季限りで退団する見込みとなっている。複数年契約の1年目とみられるロハスとアルカンタラは残留が確実。今季9勝のガンケルも来季契約の方針だ。

▽阪神サンズ タイガースファンの皆さんの2年間の声援に本当に感謝している。最後はチームも残念な結果になってしまったけれど、みんながベストを尽くした結果だと思っている。来年も皆さんに会えることを期待しているよ。

▽阪神ロハス 今シーズンはコロナの影響で来日が遅れ、十分な準備ができなかったし、難しいシーズンだった。自分が思い描いていたよりも、日本の野球に順応するのに時間がかかってしまった。これから米国に戻って、来季に向けてしっかり準備して、必ずチームを日本一に導きたい。そして、日本シリーズでMVPになるよ。

▽阪神ガンケル 個人としてはシーズンを通して来年につながる良い部分もあったけど、チームとしてチャンピオンになれなかったことが悔しい。またタイガースファンの皆さんの前でプレーできることを楽しみにして、しっかり準備していきたい。

▽阪神アルカンタラ 最後は悔しい結果に終わってしまったけど、最後まで応援してくれたタイガースファンの皆さんには本当に感謝している。熱い応援は本当に力になった。来年も皆さんの前でベストのパフォーマンスをお見せできるように頑張っていきたい。