ヤクルト高津臣吾監督(52)が「2021 JERA クライマックスシリーズ セ」ファイナルステージ突破へ、先手必勝で臨む。
9日は雨天のため、神宮外苑の室内で約2時間、調整した。指揮官として迎える初の短期決戦。「勢いや流れが大きく左右すると思う。ぜひ初戦に勝ちたい」と冷静に話した。
先手必勝には、“3カ条クリア”が必須になる。まずは、(1)「奥川の立ち上がり。初回は無失点」がポイント。シーズン終了前からCS初戦の先発に決めていた右腕の調子が、鍵になる。(2)は先制点。流れをつかむためには先手が何より大事で、指揮官は「最初から優位にゲームを進めたい」とプランを明かした。奥川が抑え、先制点を奪えば(3)「勢いに乗る」ことができる。シーズン中は高津監督の「絶対大丈夫」という言葉が、選手を後押した。短期決戦でも同様に「もちろん大丈夫と思って戦いますし、選手を信頼して送り出すので、何の不安も心配もない」と力を込めた。
戦いの舞台は、本拠地神宮。収容人数が緩和され、今季最多の2万人が入場可能だ。「神宮でCSファイナルをやりたいと思っていたので、念願がかなった。たくさんのお客さんの前で、勝つゲームを見せたい」。ファンの前で、王者の戦いを見せる。【保坂恭子】



