巨人は19日、10月4日に自由契約となっていた山下航汰外野手(21)と来季の契約を結ばないと発表した。育成での再契約を打診していたが合同トライアウト受験の意思が固く、退団を了承した。

山下は高崎健康福祉大高崎から18年育成ドラフト1位で入団。19年7月に球団初の高卒1年目での支配下登録を勝ち取り、同年は92年のイチロー(オリックス)以来となる高卒新人のファーム首位打者を獲得。将来を期待されていたがけがに悩まされ、今季から再び育成契約を結んでいた。