日本ハムの2軍監督に就任した木田優夫氏(53)が19日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で会見に臨んだ。新庄剛志BIGBOSS(監督=49)とともに1、2軍の現場トップがメジャー経験者となるのは史上初。木田2軍監督は「今年もファームでコーチをやらせてもらいまして、出来たこと出来なかったことがいろいろあるので、引き続き、特に出来なかったことに対して来年、より選手にいいことを提供できたらと。本当に気を引き締めてやっていこうと思っています」と、抱負を語った。

沖縄・国頭で行われていた秋季キャンプでも、新庄監督とは密にコミュニケーションを図り、今後の方向性を共有した。「やっぱりここ何年間か、ファイターズは悔しい思いをしてきているので、選手も僕らもそうですけど、チームもファンの皆さんも来年こそはと思っていると思います。特に選手が思いきって野球をやらないと、いい結果は出てこないと思うので、そういう環境をつくってあげられればと思う。そこをがんばっていきたいと思います」と意気込んだ。

会見に同席した稲葉篤紀GM(49)は「秋のキャンプも一緒に見まして、非常に全体のことを見られていますし、選手1人1人のことをすごく考えていらっしゃる。新庄監督としっかりコミュニケーションを取りながら、チーム全体でレベルアップをしていただきたいです」と期待した。