日本一への最終兵器となる。ヤクルト並木秀尊外野手(22)が、1軍に合流。京セラドーム大阪での前日練習に参加した。今季1軍では27試合に出場。5月24日に出場選手登録を抹消されて以降、1軍出場はなかったが、日本シリーズの出場資格者名簿に登録。40人の中に名を連ねた。

独協大在学時の19年12月の大学日本代表選考合宿では、1歩目を踏み出してから計測する変則的な50メートル走で5秒32をマーク。“サニブラウンに勝った男”として注目された中大・五十幡(現日本ハム)を上回る脚力を持つ。プロ入り後は一から走塁を学び、今季ファームでは20盗塁を記録した。この日も走塁練習では、自慢の快足で26人のベンチ入りへアピールした。短期決戦で、1点の重要性が増してくる。終盤の切り札として期待がかかる。

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