日本一に王手をかけて臨んだヤクルトは、接戦を落とした。高津臣吾監督の53歳の誕生日を、勝利で祝うことはできなかった。
東京で日本一を決めようと、食らいついた。3点を追う7回に山田哲人内野手(29)が日本シリーズ第1号となる3ランを放ち追いついた。しかし、9回に守護神マクガフがオリックスの代打ジョーンズにソロを許し、土壇場で勝ち越された。
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高津監督の一問一答は以下の通り。
-敗れたが、つないでいい攻撃だった
高津 うーん、そうですね、打つ方はしっかりつなげたのかなと思います。(山田)哲人の1発がやっぱり、効いたんですけども、ピッチャーの方でね、ちょっと踏ん張りがきかなかったというか。こういうこともあるでしょうけども、あの1点この1点、どこかで1つのアウトが、っていうところは、もうちょっと大事にいかなきゃいけなかったのかなと思いますね。
-当たりが止まっていた山田が大事なところで1本出て、第6戦につながる
高津 そうですね、これで吹っ切れてくれたらいいなと思います。
-山田をどう見ていた
高津 練習では全然悪くなかったので、そのうちとは思ってたんですけど、なかなか、いい当たりが正面突いたりね、結果が出なかったので、本人もちょっとモヤモヤしたものはあったかもしれないですけども。これで、また気分も変わるんじゃないですか。
-村上にも1本出て3、4番の当たりが戻ってきた
高津 そうですね。やっぱり長打が打てる選手、期待している選手の前にランナーを置いてね、どうやって得点していくか、で彼らがどうやって打点を取っていくか。そういうところだと思います。
-向こうはまたいい投手が出てくる
高津 そうですね。ロースコアのゲームに持っていかなきゃいけないと思います。やっぱりピッチャーがしっかり踏ん張らなきゃいけないと思ってます。その中でこう、何とか勝ち越せるように。リードを守りきれるように、やっていくしかないと思ってます。
-原はアクシデントがあったが素晴らしい投球だった
高津 そうですね。2週間空いたんですけどね、よく投げてくれたと思います。最初はちょっとシリーズで投げるのも諦めかけていたんですけども、すごく回復早くて、今日登板することができました。
-先発投手を5枚使って、6戦目以降は総力戦になっていく
高津 そうですね。もちろん、向こうも負けられない、こちらはあと1つというところの、ギリギリのところの戦いにはなると思います。
-投手もつぎ込む
高津 もちろんですね。