今季でソフトバンクとの2年契約が終了したアルフレド・デスパイネ外野手(35)とジュリスベル・グラシアル内野手(36)が、来季も同球団でプレーする見込みになったと2日(日本時間3日)、地元メディアが報じた。

MLB公式サイトのフランシス・ロメロ記者によると、デスパイネは年俸250万ドル(約2億7500万円)前後の単年契約で残留したという。17年にロッテから移籍し、5年目の今季は五輪予選出場や故障の影響で80試合の出場にとどまり、打率2割6分4厘、10本塁打、41打点だった。6月には今季限りで退団する可能性にも言及していたが、日本でのプレー続行を決めた模様だ。現在はキューバに帰国しており、同記者によればキューバリーグに出場後、来春のキャンプに合流するという。

また、グラシアルとは新しい契約の最終調整に入っているとキューバメディア「スイング・コンプリート」が伝えた。年数などは明かされていない。来日4年目の今季は開幕から好調を維持し、37試合で打率3割4厘、5本塁打、15打点を記録。しかし、5月に右手中指と薬指を負傷しそのままシーズン終了となった。