ルートインBCリーグの新潟が、FA宣言をしたヤクルト球団マスコットつば九郎の獲得へ向けて動くことが13日、分かった。3年契約で、おいしい日本酒飲み放題とおいしいコシヒカリ食べ放題の破格の条件を提示する見込み。

橋上秀樹監督(56)はヤクルトでプレー。池田拓史社長(40)も大のヤクルトファンということから、監督、社長ともにつば九郎の入団を熱望。ヤクルト高津監督も11年にBC・新潟に選手として加入、12年は選手兼監督として球団史上初の独立リーグ日本一に導いた。新潟県燕市も「つばめ」つながりでヤクルトとの交流を持つ。“縁”と“燕”が深い土地ということもアピール材料となる。

ヤクルトのつば九郎は12日、9年ぶり2度目のFA宣言を突然表明。今季は2万8000円とヤクルト1000飲み放題で契約。前回は22社からオファーが届き7団体と交渉したが、“宣言残留”していた。BC・新潟以外にも、株式会社オープンハウスなど数社が獲得の意向を示しており、争奪戦になるとみられる。(金額は推定)