阪神、ロッテで活躍して今季限りで現役を引退した鳥谷敬氏(40)が15日、東京都内で開催された「NPB AWARDS 2021」でセ・リーグ連盟特別表彰の功労賞を贈られた。

【関連記事】NPBアワーズ表彰一覧

表彰式にはビデオメッセージで登場した。「終わってみればあっという間でしたが、1年1年を考えると、すごく長い18年間でした」と振り返り、甲子園球場については「土と会話しながらプレーしたことが一番の思い出です」と笑顔。「18年間いろいろありましたけど、いい時も悪い時もたくさんのファンの方々の声援のおかげで続けることができました。今後は野球界に恩返しできるようにやっていきたいと思います」と力を込めた。

阪神ではプロ2年目の05年に遊撃レギュラーとしてリーグ制覇に貢献するなど、長年に渡って主力としてチームを支えた。20年からの2年間はロッテで精神的支柱の1人となった。現役18年間で通算2099安打を放ち、1939試合連続出場はプロ野球歴代2位。リーグ発展に貢献した功績がたたえられた。