他大学の二塁手には負けない。東京6大学野球の法大は23日、神奈川・川崎のグラウンドで年内の練習を終えた。

新主将の斉藤大輝内野手(3年=横浜)は「プロを目指していきたい。ちっちゃい頃からの夢です。自分の持ち味はバッティング。課題の守備を磨いて、スピードをつけていけたらと思います」とプロ志望を表明した。

リーグには、立大・山田、明大・村松と、新主将に二塁手が並ぶ。春、秋とベストナインに輝いた斉藤は「その2人には負けたくないです。モチベーションも上がるので、成長につながる」と意識する。さらに、早大の新主将・中川も二塁に転向する。リーグNO・1二塁手の座を守ることが、チーム目標である「日本一」へとつながるはずだ。

今秋リーグ戦開幕前に部内で新型コロナウイルスの集団感染が発生。実戦不足からチーム打率は2割3分2厘に沈み、5位と低迷した。山下輝(ヤクルト1位)、三浦(DeNA4位)ら屈指の投手陣も代替わりする。今秋、打率4割3分8厘と奮闘した斉藤は「僕たちの代はピッチャーが課題と感じています。打撃を強化して、打って勝つチームを目指しています」と、チームを代表して意気込みを語った。