ロッテのドラフト1位、市和歌山・松川虎生捕手(18)が年の瀬に“寅(とら)年の誓い”を立てた。

虎生と書いて「こう」と読む。くしくも、大切なプロ1年目が寅年だ。球団は早くも「寅年の虎生」グッズとしてTシャツやフェースタオルなどを製作し、1月2日から球団オンラインストアで受注販売する段取りを整えている。

高卒ルーキーとはいえ、大きな期待に応えねばならない。「1軍でスタメン」「高校の大先輩益田とバッテリーを組む」「ZOZOマリンでお立ち台」と寅年の3つの目標を掲げた。14年先輩となる益田直也投手(32)とのバッテリーについては「夢です」と強く願っている。

「外国人選手とのコミュニケーション」「ヨガにチャレンジ」「浜辺美波さんに会いたい」などプレー以外に“トラ”イしたいこともたくさんある。背番号「2」は球団の大きな期待の表れ。ドラ1捕手の成長は、ロッテの未来を大きく左右する。1年目から多くの経験値を得たい。【金子真仁】