巨人の豪華メンバーがバットをさおに持ち替えて、火花を散らした。2月20日午後9時に釣りビジョンにて放送予定の「熱釣プロ野球2022 読売ジャイアンツ」に坂本勇人内野手、菅野智之投手、畠世周投手、戸郷翔征投手と今季限りで現役引退した亀井善行外野守備兼走塁コーチが出演すると先行告知された。プロ野球選手が釣りと向き合う姿を紹介する「熱釣プロ野球」の初回放送となる。

同番組では釣りビギナーのキャプテン坂本が率いるチームと、昨年から釣りにハマりつつあるエース菅野が率いるチームの対抗戦が開催された。「やってみたいと思っていた」という坂本は、初心者ながら釣り人として意外なセンスをのぞかせた。5人の中で釣り経験が最も豊富な亀井コーチは「キャスティングなんか本当にうまくて、僕の方が下手だと感じたくらい。ショートを守っていて、バックハンドも上手なので」と、手首を使って仕掛けを投げる動作と野球に例えてたたえた。

シーズンを戦い終えた戦士が、釣りで頭と心を癒やした。戸郷は「心のリフレッシュとしてやっています」と毎年1月に行う、地元・宮崎での釣りを楽しみにする。亀井コーチも「ストレス発散もありますし、全てを忘れられる楽しさがある。釣れるまでの我慢も必要で、メンタル的に野球に通じる部分がある」。心ゆくまで楽しんだ5人。坂本チーム対菅野チームの勝敗や、釣りビギナー坂本の結果は、2月20日に明らかになる。