野球日本代表「侍ジャパン」の新ユニホームが13日、発表された。コンセプトは「MUSO」(無双)で「無双の強さで、世界をとった」これまでの世界一をつないでいく意志が込められている。ホーム用は白が基調。MUSO STRIPE(無双ストライプ)は、ダイヤ型のらせん構造。らせんには「最強の証しであり、次の世代の侍、監督、コーチ、そしてファンたちへと受け継がれ、新たな絆をつくっていく」という意味が、ダイヤ型には「ダイヤモンドを支配する侍」という意味が、それぞれ込められている。ビジター用は紺が基調。紺色は褐色・勝色(かちいろ)とも呼ばれ、鎌倉時代から侍がまとってきた勝利を象徴する色だ。紅色には「勝利への情熱。仲間との絆。日本そのもの」という意味を込めた。また、ビジター用は、過去にWBCで世界一となった時のユニホームがベースとなっている。キャップの赤には、豊臣秀吉も用いた金、MUSO GOLDを組み込んだ。

歴代「侍ジャパン」のユニホームは以下の通り。

00年シドニー五輪

シドニー五輪3位決定戦 日本対韓国 6回表日本1死、左飛に倒れる中村紀洋(2000年9月27日撮影)
シドニー五輪3位決定戦 日本対韓国 6回表日本1死、左飛に倒れる中村紀洋(2000年9月27日撮影)
シドニー五輪 日本対オランダ 松中信彦は右越えに本塁打を放ちナインの前でガッツポーズを見せる
シドニー五輪 日本対オランダ 松中信彦は右越えに本塁打を放ちナインの前でガッツポーズを見せる

04年アテネ、08年北京五輪

アテネ五輪準決勝 日本対カナダ 1回表日本2死一塁、左中間へ先制2ランを放つ城島健司 (2004年8月25日撮影)
アテネ五輪準決勝 日本対カナダ 1回表日本2死一塁、左中間へ先制2ランを放つ城島健司 (2004年8月25日撮影)
アテネ五輪 オーストラリア対日本 6回に先制点を許し、がっくりの松坂大輔(2004年8月24日撮影)
アテネ五輪 オーストラリア対日本 6回に先制点を許し、がっくりの松坂大輔(2004年8月24日撮影)

06年第1回WBC

第1回WBC決勝 日本対キューバ 優勝し喜ぶ大塚晶則(2006年3月20日撮影)
第1回WBC決勝 日本対キューバ 優勝し喜ぶ大塚晶則(2006年3月20日撮影)
WBC日本代表対12球団選抜 1回表日本代表、フォークボールを投げる上原浩治 (06年2月24日撮影)
WBC日本代表対12球団選抜 1回表日本代表、フォークボールを投げる上原浩治 (06年2月24日撮影)

09年第2回WBC

第2回WBC 日本対韓国 雄たけびを上げる田中将大(2009年3月17日撮影)
第2回WBC 日本対韓国 雄たけびを上げる田中将大(2009年3月17日撮影)
WBC強化試合 日本対オーストラリア 日本先発のダルビッシュ有(2009年2月24日撮影)
WBC強化試合 日本対オーストラリア 日本先発のダルビッシュ有(2009年2月24日撮影)

13年第3回WBC

第3回WBC オランダ対日本 3回表日本1死、本塁打を放った稲葉篤紀はベンチに向かってガッツポーズ(2013年3月10日撮影)
第3回WBC オランダ対日本 3回表日本1死、本塁打を放った稲葉篤紀はベンチに向かってガッツポーズ(2013年3月10日撮影)
第3回WBC 日本対オランダ 8回裏日本無死、中前打を放つ中田翔(2013年3月12日撮影)
第3回WBC 日本対オランダ 8回裏日本無死、中前打を放つ中田翔(2013年3月12日撮影)

17年第4回WBC

WBC強化試合 日本対メキシコ 1回表日本2死二塁、大谷翔平は中田翔の右前に落ちる適時二塁打で生還する(2016年11月11日撮影)
WBC強化試合 日本対メキシコ 1回表日本2死二塁、大谷翔平は中田翔の右前に落ちる適時二塁打で生還する(2016年11月11日撮影)
侍ジャパン強化合宿で笑顔を見せる鈴木誠也(2017年2月23日撮影)
侍ジャパン強化合宿で笑顔を見せる鈴木誠也(2017年2月23日撮影)

21年東京五輪

東京五輪 侍ジャパン練習 キャッチボールを終え笑顔を見せる山本由伸(2021年8月3日撮影)
東京五輪 侍ジャパン練習 キャッチボールを終え笑顔を見せる山本由伸(2021年8月3日撮影)
東京五輪決勝 日本対米国 力投する日本先発の森下暢仁(2021年8月7日撮影)
東京五輪決勝 日本対米国 力投する日本先発の森下暢仁(2021年8月7日撮影)

23年WBC

侍ジャパンの新ユニホーム発表で笑顔でポーズをとる村上宗隆(左)と伊藤大海(撮影・浅見桂子)
侍ジャパンの新ユニホーム発表で笑顔でポーズをとる村上宗隆(左)と伊藤大海(撮影・浅見桂子)