巨人ドラフト4位・石田隼都投手(18=東海大相模)が元陸上部の速さを見せつけた。

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16日、ジャイアンツ球場の新人合同自主トレ3日目に参加。1500メートル走の計測では2位の5分13秒を記録。途中まではトップに立っていたが、終盤に歴代最速タイムをたたき出した育成ドラフト1位・鈴木大和外野手(22=北海学園大)に抜かれた。「疲れました。前を張って行こうかなと思ったんですけど、一番格好悪いところで…。本当悔しい」と振り返った。

中学時代には地元栃木の真岡ボーイズに所属しながら、中学の陸上部にも所属。下半身を鍛え上げてきた。強豪・東海大相模時代にも冬のハードな走り込みを経験。「冬は結構走る感じはあったので、それと比べたらあまりきつくはなかったですね。思ったよりも走れました」と手応えを口にした。

昨春のセンバツ優勝に導き、王貞治(早実)以来の甲子園V左腕の巨人入りとなる。「自分のことをもっと知ってもらって、自分のプレーをできるように。キャンプで強く入っていけるように、体を作っていきたい」と力を込めた。