パ・リーグ6球団が共同出資するパシフィックリーグマーケティング(PLM)は29日、米マサチューセッツ州立大学アマースト校アイゼンバーグマネジメントスクール内のマークH.マコーマックスポーツマネジメント学科(UMASS)とのパートナーシップ契約を22年12月末まで更新すると発表した。20年6月から締結している。

契約更新に伴い、新たな取り組みを実施する。UMASSの卒業生のインタビューを行い、その内容をPLMが運営するスポーツ業界特化型の人材支援サービス「PLMキャリア」のサイトに年6回、掲載する。また昨年に続き、今年もUMASSから講師を招き、パ6球団の球団職員向けにビジネス講座を開催する予定。

 

UMASS代表のウィリアム・ノートン・ディレクター パ・リーグの球団職員向けに講義を行った取り組みの初年度は、素晴らしい成果を生み、今後のパートナーシップ継続に向けた礎を築くことができました。私たちはスポーツ業界でのPLMの立ち位置に大きな可能性を感じています。同社が業界でリーダーシップを発揮していく一助となれることを楽しみしていますし、UMASSとPLMとで築きあげてきたこの関係性を重要に感じ、2022年はさらなる発展に期待しております。

 

根岸友喜PLM代表取締役CEO 世界トップレベルかつ最先端のプログラムから学ぶ機会を得ることができるのは、とても光栄なことであり、大きな喜びです。私たちの目指すべきところは、国際的なスポーツ産業とのネットワークを拡大しつつ、そこで得た知見を生かし、パ・リーグや他のスポーツの発展にも貢献していくことです。UMASSとのパートナーシップ継続により、この素晴らしい取り組みがさらに発展していくことを期待しております。最後に、今年は東京でUMASSの教授陣と直接お会いできることを心から楽しみにしております。