ロッテ佐々木朗希投手(20)が日本代表入りへアピールした。

7日、侍ジャパン栗山英樹監督(60)が沖縄・石垣島キャンプを視察。佐々木朗はメイン球場のマウンドから、打者を立たせての投球練習を行った。変化球を交えて30球を投げ、直球の最速は157キロを計測した。

キャンプイン後、これまで投球練習はブルペンで行っていたが、栗山監督に投げる姿を見せたいとの球団の計らいもあって異例のマウンド投球が実現。同監督は「気を使っていただいて感謝、感激です。やっぱり正直スケール感が違うよね、ボールの感じとかね。なおかつ、あれだけのボールを持っているのに安定感がどんどん増す」と称賛した。

栗山監督の初陣となる3月5、6日の台湾との強化試合(東京ドーム)は若手主体で臨む方針を固めている。

佐々木朗の球を受けたのはドラフト1位の松川虎生捕手(18=市和歌山)。打席に立ったのは左打ちの佐藤都志也捕手(24)で、バットは振らなかった。