ソフトバンクのドラフト2位・正木智也外野手(22=慶大)が10日、宮崎キャンプを離脱した。前日9日に宮崎市内の病院でMRI検査を受け、「右浅指屈筋(せんしくっきん)損傷」ならびに「右肘内側側副靱帯(じんたい)損傷」の疑いと診断された。この日は球場に姿を見せていたが、福岡へ戻って11日からリハビリ組に合流する。

【関連記事】ソフトバンクニュース一覧

「浅指屈筋」とは、前腕屈筋の中で最も大きい筋肉。前腕前面のやや深層部に存在し、手から肘までの部位を表す。

正木は東京6大学リーグ通算10本塁打の大砲候補。今春キャンプはA組スタートで、開幕スタメン候補だっただけに痛すぎる負傷となった。

 

◆正木智也(まさき・ともや)1999年(平11)11月5日生まれ。東京・大田区出身。池雪小2年時から野球を始める。世田谷西シニアで通算30本塁打。慶応では高校通算50本塁打。慶大では通算71試合で59安打、10本塁打、45打点。50メートル走6秒4。遠投110メートル。目標の選手は巨人坂本。182センチ、91キロ。右投げ右打ち。