西武ドラ1、ドラ2の新人左腕コンビは、高知・春野でのロッテ戦で対外試合デビューすることになった。

隅田知一郎投手(22=西日本工大)は26日か27日のどちらかで先発マウンドに立ち、佐藤隼輔投手(22=筑波大)は26日にリリーフ登板が予定される。

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雨天となった19日。隅田はダッシュ、シャドーピッチングなど行い、感触を確かめるように軽めにボールを投げた。佐藤は室内ブルペンで力を込めて41球を投げ込んだ。打席には人を立たせ、より実戦をイメージ。インコース、低めの変化球の精度を重点的に確認した。佐藤は調整に手応えを示し、「自分のリズムでしっかりピッチングをすることを心掛けたい。自分らしく冷静にゾーンに集めながら勝負したい」と意気込んだ。大学時代はほぼ投げていなかったフォーク、カーブも仕上がってきたようで、初の対外試合で試すことも視野に入れる。

両サウスポーとも、キャンプでは前評判の期待がしぼまない投球を示してきた。豊田投手コーチも「2人とも即戦力」と評価は揺るがない。また22、23日のソフトバンク戦は今井、松本が、24日のオリックス戦(いずれも宮崎)は開幕投手を務める高橋が、先発することも決まった。