阪神が珍しい練習に取り組んだ。沖縄・宜野座キャンプの第5クール最終日を迎えた21日、メイングラウンドで打球音と捕球音しか聞こえないサイレントシートノックを実施。普段なら選手が指示する声が飛び交うはずが、シーン…。その後サイレントが解除されると、通常通り声が上がった。

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昨年の春季キャンプでも実施された同メニュー。シーズン中は、スタンドからの声援でグラウンド内の声がかき消されてしまう場面も想定される。その中でいかに自らの判断でプレーを行うことができるかが重要となってくる。この日は内外野に加え及川、小川、小野の3投手も参加。計画的な沈黙の中、プレーの感覚を養った。