DeNA牧秀悟内野手が2年目で異例の手締め役に抜てきされた。1軍キャンプは沖縄・宜野湾市での全体練習が最終日を迎え「お疲れさまでした。開幕まで残り1カ月。これからもっと競争意識を高めて頑張っていきましょう」とあいさつした。主将の佐野恵太外野手が右腹斜筋肉離れで1軍不在のため、佐野の推薦もあって任された。

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1月末の新型コロナウイルス感染で合流が遅れたが、22日の1軍初打席で3ランを打つなど巻き返した。この日は早出の守備練習にも参加。「まだ出遅れているので、アピールして開幕スタメンを目指す」と息巻く若武者に、三浦大輔監督は「いい雰囲気で立派に手締めを務めた」とたたえた。

若手の底上げ、投手陣の新球種挑戦など実りを感じられる1カ月だった。三浦監督は「トライしていく選手が増えた。投手陣はかなりの球種が増えていると思うので楽しみ」。オープン戦での成果発揮とアピールを期待した。