日本ハムのドラフト6位の長谷川威展（たけひろ）投手（22＝金沢学院大）が、オープン戦初登板を果たした。

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5回、「よし、いくぞ！」と気合を入れるために選んだ登場曲は、吉幾三の「雪国」。2死から四球を許したが、ほえながらの熱投で無安打無失点。「先輩方からすごく温かい声援をもらったので、勇気をもらって全力で投げられました」と初々しく振り返った。

スリークオーター左腕は、フォームがDeNAエスコバーに似ていることから、チームメートに「ちっちゃい版のエスコバー」と呼ばれている。「タケコバーと呼んで下さい！」と絶賛アピール中。この日はBOSS組（2軍）から参加。残念ながら本家はこの日は帯同しておらず、本家のような速球もないが、開幕1軍へ「変化球を生かして、どれだけ真っすぐを速く見せられるか」と武器のスライダーを磨いていく。