プロ野球の斉藤惇コミッショナー(82)は7日、今季は入場制限なく観客を受け入れて開幕したい考えを示した。

Jリーグとの新型コロナウイルス対策連絡会議で、今後の検査体制などを話し合った。プロ野球は25日に開幕するが、同コミッショナーは「しっかり、マスク、ワクチン、検査、この3つをやるしかない。これをしっかりやれば、後は社会的対応を拡大しないといけないという考えを持っている。従って、できれば制限なく観客を招いてスタートしたい」と話した。

同会議は2年前の3月にスタート。専門家とともに、月2回のペースで行ってきた。この日で第50回を終えた。同コミッショナーは「オンラインでやり出した効果もあり、いろんな方が見ておられた。フェイス・トゥー・フェイスも大事だが、1つのやり方として良かったと思う。これをもとに、今後ともいろんなスポーツと同じ問題をシェアしながら、広げていきたい」と、他競技との連携拡大に意欲を示した。