日本ハム新庄剛志監督(50)が球団の親会社である日本ハム本社のコーポレートアンバサダーとして「ニッポンハムグループCEO」に就任した。

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7日、同社が開催した「ニッポンハムグループ 2022年新規事業戦略発表会&新庄コーポレートアンバサダー就任発表会」で発表された。

同社はニッポンハムグループの「Vision2030」として「たんぱく質を、もっと自由に。」と策定。このメッセージ発信強化のため、常識にとらわれない「自由」な発想でニッポンハムグループの取り組みや人々の生活に役立つたんぱく質関連情報を発信するために白羽の矢が立った。

グレーのスーツ姿で登壇したBIGBOSSは「COE? あ、CEO。もう、宣伝部長でいいでしょ。たんぱく質の宣伝部長として、やって参りました新庄です」と、いきなり肩書を自ら“改名”。「CEO」とは最高経営責任者ではなく、「チーフ・エンターテインメント・オフィサー」の略だが、新庄監督は「その辺は、ちょっと分からない、僕。もう宣伝部長でいいでしょ? たんぱく質の。横文字は苦手なんですよ、すいません」と苦笑い。「これをきっかけに、たんぱく質をしっかり勉強して、選手たちに教えたいし、世界に広めたい。ファイターズと日本ハムは世界一を目指して3年計画でやっていけたらいいかなと思いますね」と話し、最後は「ファイターズ、絶好調。ありがとうございました」と締めくくった。

新庄監督に先立って会見に登場した球団のオーナーでもある畑佳秀代表取締役社長(63)は「ビッグボス、新庄さんにコーポレートアンバサダーに就任していただくことになりました。理由ですが、1つは既成概念にとらわれない発想でチームづくり、戦略を現在展開されている新庄新監督。ニッポンハムグループも監督同様、もっと自由な発想で挑戦し続けるために就任していただくということです。2つ目は今年のファイターズのチームのスローガンは新庄さんの発案による『ファンは宝物』です。また、ニッポンハムグループもお客さまを始め、さまざまなステークホルダーの皆様から共感を得て選ばれ支持される企業グループを目指していること。ここに共通点があると考えました。この2点から、新庄さんにコーポレートアンバサダーの就任をお願いした次第です」と、CEO起用の理由を説明した。