巨人岡本和真内野手が孤軍奮闘の1発でホームランキングの威信を示した。7回、又吉の内寄りに甘く入ったシュートを完璧に捉えて、左翼席に豪快に運んだ。8戦目で18年の自己最多に並ぶオープン戦4号。日本ハム万波と並びトップだ。4試合で4得点と低調な打線の中で、2年連続本塁打王の打棒は間違いなく光っている。

ソフトバンク6得点で連勝、巨人岡本和真4号、中田翔9戦連続安打/オープン戦ライブ詳細

それでも高みを目指す中で満足はできない。「甘い球を逃さず、しっかり捉えることができた。ただ、前の打席のゲッツーになる前の甘い球を仕留められなかった」。4回無死一塁で三ゴロ併殺打になる前の失投をミスショット。4番として序盤で仕留めたかったのが本音だ。「反省して、これからの試合で調整していきたいと思います」。一振りの感覚を研ぎ澄まし、開幕へと向かう。

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▽巨人元木ヘッド兼オフェンスチーフコーチ(3安打1得点の打線について)「丸、岡本、中田翔だけだね。状態がいいのは。北村、松原、若林、尚輝(吉川)、この辺がどんどん打線を引っ張っていくチームにならないとダメ。(次の大阪遠征での野手の入れ替えは)今のところ考えてないね」

▽巨人メルセデス(オープン戦初先発も7安打4失点で4回途中KO)「先頭打者を出してしまい、失点につながってしまった。コンディションは悪くなかったが、今日の登板で課題が見つかったので、次の登板に向けてしっかり調整していきたい」