ヤクルト高橋奎二投手(24)が奪三振ショーを披露した。先発し、初回に四球と失策も絡み4失点の立ち上がり。2回以降は安定感を取り戻し、3回は3者連続三振に仕留めた。4回は先頭・中村晃に左翼フェンス直撃二塁打を浴びるも、後続を2者連続空振り三振。続く野村勇に左前適時打を打たれ、球数が84球となったところで降板した。3回2/3を投げ6安打5失点(自責2)。11個のアウトのうち8個を三振で奪った。力強い直球とカーブ、チェンジアップで緩急をつけ揺さぶった。

【関連記事】ヤクルトニュース一覧

高橋は「今日は全体的に力みが先行してしまった。良い球と悪い球がはっきりしてしまい、リズム良く投げることができなかった。今日の反省を次に生かせるように練習していきたいです」と振り返った。

高津臣吾監督は「三振が増えるということは球数が増えるということ。三振が取れたのはすごく大きな収穫だったとは思いますけれど、ただ3ボールになる打者もたくさんいましたし、もう少し配球なり投球術なり、まだまだ勉強が必要だなと思って見ていました」としながらも、開幕ローテーション入りは「もちろん、はい。入ります」と明言した。