1軍より一足早く、19日にイースタン・リーグが開幕! 各球団の注目若手選手をピックアップしました。

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【ロッテ編】

ロッテ2軍は昨季、60勝42敗6分けでイースタン・リーグ優勝を果たした。10勝を挙げてオフに支配下選手契約を勝ち取った森遼大朗投手(22)をはじめ、育成選手も含めた若手の活躍が目立った。

今季は、中森俊介投手(19)の一本立ちが大きく期待される。明石商(兵庫)時代に甲子園に3度出場し、20年ドラフト2位で入団。1学年先輩の佐々木朗の過程をなぞるように、プロ1年目の昨季は1、2軍とも公式戦登板がなかった。肉体強化、フォーム修正に費やし、今シーズンは「2軍でしっかり(先発)ローテーションで回って投げられたら」と目標を掲げる。オフには目標とする石川歩投手(33)の自主トレに同行し、1年間の礎を作った。

打者ではプロ2年目を迎える西川僚祐外野手(19)のレベルアップが注目される。東海大相模(神奈川)時代には1年冬までに30本塁打を放つなど、スラッガーとして天性の資質を持つ。昨季はイースタン・リーグで開幕早々にプロ1号弾を放つも、その後は三振を量産。秋にようやく盛り返してきた。チームには、山口やドラフト1位松川ら、若い右の強打者が増えてきた。着実な成長を示したい1年になる。【金子真仁】