打者を知り、プロの世界にアジャストしていく。
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西武ドラフト1位の隅田知一郎投手（22＝西日本工大）は22日、「相手を知る」と今後のテーマを掲げた。
26日の開幕2戦目に登板予定の左腕は「相手バッターを知った上で、投球をしていくことが大事だと思いましたし、研究をしていきたい」と語った。オープン戦は3試合で15回を投げ、防御率1・80。対戦を重ねる中で、データとも向き合いながら、打者を料理する引き出しを増やしていく。
アマチュア時代は「6月から9月」に調子が上がっていたという。ただ「開幕から万全の状態でいきたい」とプロのカレンダーに合わせた調整を施す。最速は150キロだが、すでにオープン戦では149キロをマーク。ストレートで打者を押し込めたのも収穫だった。「直球はもっと（スピードが）上がってくると思います」と手応えを示した。スパイク、グラブもきれいに磨き、マウンドに向かう。
シーズンを通してローテを守り切る。「まずは1年間、投げきることです。必ずチームに貯金を作る投球が出来るよう、頑張っていきます」。ドラフト2位の佐藤隼輔（22＝筑波大）もそろって開幕ローテ入りを果たした。「一緒にローテーションに入ることを目標にしていました。実現すればうれしいです。その中で、お互い切磋琢磨（せっさたくま）していきたい」と活躍を誓った。
