25日に開幕するプロ野球。日刊スポーツ評論家が順位予想をしました。大石大二郎氏のパ・リーグ予想は以下の通り。

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★大石大二郎氏のパ・リーグ順位予想

1位ソフトバンク

2位楽天

3位ロッテ

4位オリックス

5位西武

6位日本ハム

パ・リーグはソフトバンク、楽天、ロッテ、オリックスの4強が軸で、優勝はソフトバンクと予想します。昨年は4番のグラシアルが5月に骨折で離脱して復帰できず、得点力を下げました。でも今年は好調で、前後を打つ柳田や栗原、中村晃、今宮らも元気で層の厚さを感じます。投手陣も千賀を中心に石川や東浜ら先発に実績組がいて、後ろも計算できる又吉が入ってモイネロがいる。総合力で混戦を抜け出すとみます。

楽天は昨年4勝9敗に終わった田中将が勝敗が逆になるほど勝つでしょうし、日本ハムから好打者の西川も加わりチーム力が上がる。力を付けた佐々木朗が先発ローテで回るロッテとともに、ソフトバンクに対抗する存在になるでしょう。

オリックスは昨年、山本が18勝5敗、宮城が13勝4敗と2人で22個という驚異的な貯金をつくりましたが、2年連続この成績は難しい。特に今年が実質2年目の宮城は苦戦するかも知れません。昨年ブレークして同じく実質2年目の主砲杉本もマークが厳しくなる。西武と日本ハムは4強にどこまで食らいつけるか。日本ハムは投手力はそこそこありますが、低い得点力をどう改善するかでしょう。