ソフトバンク石川柊太投手(30)がノーヒットノーランを逃した。7回2死一塁から、ロッテ佐藤都にこの日初安打となる右前打を許した。

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今季初登板となった右腕は、実にスイスイと投げた。初回から3回までは1人の走者も許さない完全投球。4回1死でマーティンに四球を与えたものの、中村奨、レアードを連続三振に斬り、危なげなく切り抜けた。だが、7回にはホームベース付近の白線の引きなおし、走者と交錯した一塁松田の治療などアクシデントが続き、リズムが乱れたか。2死からレアードを四球で歩かせ、続く佐藤都に安打された。

石川は13年育成ドラフト1位でソフトバンク入り。16年に支配下登録され、20年に最多勝と最高勝率のタイトルを獲得した。同年には自身初の1安打完封を記録している。昨年は初の開幕投手も務めた。