新外国人ブレイビック・バレラ内野手(30)が初めてお立ち台に上がった。

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2回無死一、三塁で先制の中前打。これが決勝点になった。前評判通りのシュアな打撃で、打率も3割1分3厘と安定している。

エース山本由伸投手(23)と並んだヒーローインタビューでは「この場所に立てて本当にうれしい。とにかく山本投手がいい投球をしていたので、いい形で仕事がしたかった。野球もそうだけど、チーム内のスタッフ、選手がいい人ばかり。すごくいい環境で野球をやらせてもらっています。山本投手はしっかり狙ったところに投げられる、すごい投手だと思う。一緒にプレーできて本当によかった」と喜びを口にした。

湿りがちだった打線全体にもエンジンがかかってきた。バレラのあとは太田も右前打を放って2回は2点先取。追加点がほしい7回には1死満塁から福田、宗、紅林、吉田正の4連続適時打と杉本の左犠飛で5点を奪い、突き放した。7人が7打点という隙のない打撃だった。

中嶋監督は「少しずつですけど良くなってきている。つなぐという意識が高まっているのでは。いいと思います」と、今季初の連勝に納得の表情だった。