プロ3年目の中日石川昂弥内野手(20)のプロ入り初アーチで勝利を引き寄せた。同点に追い付かれた直後の8回、先頭打者で左中間へ1号決勝ソロ。若武者が今季初の4連勝をけん引し、チームの勝率5割復帰に貢献した。

プロ入り76打席目での待望の1号アーチに「村上さんの本塁打を見てやり返そうと思った。使い続けてくれた立浪監督やいろんな人への感謝しかない」と石川昂。7回裏にヤクルト村上が同点3ラン。2学年上の追いかける存在にもアピールした。

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▽中日立浪監督(就任初の勝率5割)「まだ10試合ですよ。DeNAに3連敗したのに比べれば、いろんな意味で選手も反省できるし、どんな形でも勝たないと。勝野に勝ちをつけてあげられなかった」

▽中日木下(今季1号3ランを含む4打点で初猛打賞)「ヒットが出なさすぎた。今日が僕にとっての開幕です」

▽中日中村紀打撃コーチ(石川昂の初本塁打について)「いい場面で打ってくれた。欲を言えば次の打席(9回1死満塁で右飛)。点が入る打撃ができるようになってもらいたい」

▽中日R・マルティネス(今季3セーブ目)「どんな場面でも俺のやることは同じ。ゼロで帰って来ること。チームが連勝してうれしい」

▽中日ロドリゲス(出場4試合連続ホールド)「1点差の大事な場面で投げさせてもらい、とにかく抑えるという強い気持ちで投げた」