ソフトバンクは7日、育成の田上奏大投手(19)を支配下再登録すると発表した。

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ペイペイドームで会見に臨んだ田上は「めちゃくちゃうれしい気持ちと、とてもびっくりしている気持ちが両方あります。ここからもっと頑張ろうという風に思いました。ファームで最多勝を取りたいと思っていたんですけど、1軍でも投げられるようになったので、まず1軍で1勝できるように」と、喜びと意気込みを語った。背番号は支配下当時と同じ70に決まった。

田上は20年ドラフト5位で入団も、昨年オフに育成契約となった。高3から転向しており投手経験が浅いものの、最速150キロを超え、力のある直球には首脳陣からの期待も高い。2年目の今季はウエスタン・リーグ開幕戦だった3月18日オリックス戦に先発し、5回無失点で勝利投手。同31日の阪神戦でも5回1失点と好投していた。叔父は元ソフトバンク捕手の秀則氏。

◆田上奏大(たのうえ・そうた)2002年(平14)11月26日、大阪市生まれ。敷津浦小2年で「バイキングジュニア」で野球を始め、オリックスバファローズJr.にも所属。住之江中では西成ボーイズに在籍。履正社では1年秋からベンチ入りし、3年春から投手兼任。185センチ、88キロ。右投げ左打ち。