ソフトバンクは16日、「ファイト!九州デー」として今季初の北九州開催。同球場は昨季2戦2勝で、甲斐拓也捕手が9打数4安打で打率4割4分4厘、2本塁打、6打点と暴れた。「北九州の鬼」が、この日も勝利へ導けるか。

 

〈15年以降の北九州の試合アラカルト〉

◆15年5月19日オリックス戦(●5-8) 先発の大隣が5回2/3を11安打6失点でKO。7回裏の攻撃前に三塁側から花火が打ち上げられ、視界不良で試合が中断する珍事件も起こった。

◆16年5月17日日本ハム戦(●2-7) バンデンハークが5回7失点で敗戦投手。来日1年目の15年からの連勝記録が14でストップした。

◆16年7月20日オリックス戦(○2ー1) 松田のV打で北九州の連敗は8で止まった。

◆17年4月25日日本ハム戦(○7-5) 4番内川が試合前練習で左手を痛めたが、強行出場。2安打を放ち、逆転勝利を呼んだ。

◆17年7月19日西武戦(○10-6) 両軍合計28安打が飛び出した乱打戦を制した。

◆18年7月18日西武戦(●5-12) 先発武田が当時プロ最短の2回7失点KOされ2軍に降格。

◆19年5月14日西武戦(●7-11) 「ブルペンデー」で大敗。プロ初先発の椎野は3回途中5失点だった。

◆19年7月17日日本ハム戦(●0-4) 現在チームの主軸を担う栗原が、捕手以外でスタメン出場した最初の試合。「6番DH」で出場し、2打数無安打1四球だった。

◆20年は開催なし

◆21年4月20日楽天戦(○6-3) 甲斐がプロ初の5打点。北九州では7試合で打率4割3分5厘、4本塁打、11打点の好相性。

◆21年6月30日西武戦(○9-1) 2番柳田が2安打1打点、4番栗原が2安打1本塁打2打点、甲斐も1本塁打などで快勝。21年の東京五輪で活躍した侍トリオが勝利を呼んだ。