巨人に逆転勝ちし、連敗を6で止めた阪神。16日は新外国人投手のアーロン・ウィルカーソン投手(32)が来日初登板初先発する。

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新型コロナウイルス感染拡大の影響で来日が遅れ、ここまで2軍での調整が続いていたが、満を持して1軍マウンドに上がる。多彩な変化球を駆使したピッチングをファンに初披露する。

阪神の新外国人投手が来日初登板初先発で初勝利を挙げたのは、昨年のアルカンタラまで過去9人。このうち巨人戦で勝ったのは64年バーンサイド、02年ムーアとアルカンタラ。3人はいずれも敵地(後楽園か東京ドーム)だった。ウィルカーソンが勝てば、甲子園の巨人戦で来日初登板先発勝利という、トラ初の助っ人投手となる。

チームは開幕から大不振に陥っていたが、15日の伝統の一戦で佐藤輝、ロハスの1発が飛び出し、青柳が8回1失点と好投、やっと投打がかみ合った。

もちろん、まだ今季2勝で投打に不安が解消されたわけではない。だが、新助っ人が快投で青柳に続き、今季初の連勝となればチームも乗っていけそうだ。