新外国人投手のアーロン・ウィルカーソン投手(32)が来日初登板で6回1失点の好投を見せ、今季初の連勝を飾った阪神。17日は巨人に3タテを食らわせ、3連勝を狙う。

巨人3連戦で阪神が3連勝すれば、18年5月25~27日以来4年ぶりとなる。このときの舞台も甲子園だった。

初戦は巨人菅野から糸井のソロ本塁打で奪った虎の子の1点を、岩貞-桑原-ドリスのリレーで守り切った。2戦目は小野が7回2失点と踏ん張り、最後は中谷の適時打でサヨナラ勝ち。3戦目は高卒2年目才木が6回無失点の好投。打線も9得点で援護し、19歳の才木は、プロ初勝利を巨人戦で記録した阪神初の10代投手となった。

ただこの年、巨人に連勝したのはこのときだけ。トータルでは8勝16敗1分けと大きく負け越し、チームは最下位に沈んだ。今季は苦しいスタートになっているが、宿敵をスイープし上昇気流に乗りたい。