ロッテ佐々木朗希投手(20)と日本ハム上沢直之投手(28)が繰り広げた投手戦は、日本ハムが延長で勝利した。0-0で迎えた10回、日本ハム万波中正外野手(22)がロッテ西野のフォークを中越えに運んだ。9回まで佐々木朗、益田に無安打に抑えられており、これがチーム初安打。この日29人目の打者が放った一打が勝利を呼んだ。

【詳細ライブ】完全試合達成の佐々木朗希が登場 8回までパーフェクトも降板

前回10日のオリックス戦でプロ野球史上16人目、28年ぶりの完全試合を達成した佐々木朗は、2試合連続の快投見せた。8回まで1人の走者も出さない完全ペースで102球を投げ、9回からベンチに下がった。9回、2試合連続で完全試合ペースを続けていた佐々木朗の交代のアナウンスが流れると、日本ハム新庄監督も三塁側ベンチで思わず頭を抱えた。さらに頭を抱えながらスタンドを向くなど、残念そうな表情を見せた。

佐々木朗は3回に連続イニング奪三振の記録が止まったが、25イニング連続はオリックス山本に並んで日本人最長タイ。昨季から数えると36イニング連続で三振を奪った。この日も14Kで、昨年10月から5試合連続の2ケタ奪三振をマーク。17イニング連続無安打は日本記録更新となった。

日本ハム上沢も意地を見せた。7回を4安打8奪三振で無失点。エースの快投がチームの勝利につながった。