阪神の今季初の3連勝はならなかった。2回にチーム最年長40歳の糸井嘉男外野手がバックスクリーンへ3号ソロを放ち先制したが、先発ジョー・ガンケル投手(30)が4回に巨人ウォーカーに来日初本塁打となる1号逆転3ランを許し逆転負けした。
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矢野燿大監督(53)の試合後の一問一答は以下の通り。
-打線のつながりに関しては
「いやいや、それは良くないよね。走者が出るチャンスは作れるけど、かえすところでかえせないっていう。投手はある程度形になってきたんで、だいぶ落ち着き出したかなと思うんで、あとはそこだけかなと思います」
-巨人赤星に前回に続きやられた。今後を見据えて苦手意識を払拭(ふっしょく)したい。
「苦手意識っていうかね、もちろんいいボールも投げてるし、そら簡単にね。1年目といえども、いいボールを投げているし、球種も多いし、しっかりしているよね。まあ、でも、あそこで、立ち上がりでいかないと。初回の三振、三つやったっけ? めちゃくちゃいいコースに決まっているかというと、そんな感じには見えなかったんで。やっぱり早い回で、うちの流れをつくって、球数を投げさせるということが地味だけど必要なんじゃないかな」
-中継ぎ陣について
「みんな若いんでね。経験を積んでいくなかで、浜地もすごい内容のしっかりしたもので投げてくれたし、馬場も打たれたけど、ボールの強さが帰ってきて、みんなで自信をつけ出しているのかなって思うけど」
-糸井は出た時に結果を出している
「きょうの試合のことを言っているかもしれないけど、調子って、この1試合だけじゃないからさ。嘉男は精いっぱいやってるし『出るところでいつもやってやろう』って気持ちでやってくれているし。でも目の前の、俺らここだけ見てるわけじゃないので」
-巨人3連戦で今季初のカード勝ち越し。これを続けていくことが大事
「もちろん、そうやしね。いい試合したけど勝てなかったっていうのはもちろん何か原因もあるし、やっていかないといけない部分もたくさんあるし。でも落ち着きというか、そういうところが出始めたところもそうやし、なんとかチャンスを作るところまではこれているので。みんな意気込んで、そういうときに打ってやろうというのは、もちろん出るし。それがなんとか早いところで解決できるように。まあうちはホームランをボコボコ打ってという打線じゃないので。地味なつなぎとか四球とか、今日の向こうもそうやけど四球がつながっているので。そういうところもあるかなと思います」